ドラクエ9攻略インデックス
09.7.3 - 09.9.26
中断技/宝の地図/ドラゴンクエスト9攻略



概要 
中断技とは、ゲーム開始からの時間を計測して青い宝箱のアイテムを調節するテクニックです。
教会からスタートしてもできるのですが、都合の良い場所で中断セーブして再開すると時間の計測がしやすく、その方法が一般的に用いられているので、通称「中断技」と呼ばれています。
主な手順は、秒が読める時計を準備して次のように行います。

(1)青い宝箱の前で中断セーブする
(2)ゲーム再開と時間計測を同時に始める
(3)せんれきなどに画面移動する
(4)所定の時間になったらダンジョン画面に戻る
(5)宝箱を開けると経過時間に対応したアイテムが出現する

以下、分かり難いと思われる部分と自動解析を解説しています。
有名地図のデータも随時追加しています。


時間の計測 
ストップウォッチを使うと正確に計測できない場合があります。
秒単位で作動する時計が適しているので目覚し時計や腕時計で十分です。
ストップウォッチでも、ボタンを押さずに回し続けて秒が読みやすいものなら使えるでしょう。

時間計測の開始はゲーム再開と同時です。
サイトによって「ゲーム開始のボタンを押した時点から」や「BGMが聞こえた時点から」などの違いがあるので、そのサイトの定義を正確に読み取ってください。

データに記載されている時間はダンジョンに戻るボタンを押す時間ではありません。
ダンジョン画面に戻る時間です。
ボタンを押してからダンジョンの画面が出るまでの遅れを考慮に入れて操作してください。
詳しくは次項の「せんれきを開く」を参照してください。

定義はどのようなものであっても、実践は自分のやり易い方法で試行しましょう。
始めは参照したデータとのギャップが生じますが、独自のタイミングで微修正してください。

私としては、時計を見ながら「秒針到達で開始ボタン…秒針到達でダンジョンに戻るボタン」のように、開始と決定の動作を同じにすると誤差を少なく抑えられると思います。
ストップウォッチは好きなタイミングで始められる利点はありますが、開始と決定の動作が異なってしまうので、ミスしやすく、早かったとか遅かったなどの手応えも分かり難いと思います。


せんれきを開く 
多くの方が解釈に困るのが「戦歴画面を開く」などで解説されてる部分だと思います。
これは方法の一つであり、戦歴を開くことが必要なわけではありません。
本質的に必要なことはダンジョン画面に戻るタイミングです。

ゲーム内のカウントはプレイヤーの操作や行動に関わらず一定のペースで刻まれています。
このカウントはダンジョンの画面を描画するときに取得されます。
中断から再開直後はダンジョンなので、初期状態のカウントがセットされます。
画面移動せずに宝箱を開けると「即開け」に限定されるのはこれが原因です。

その為、カウントを利用するには、一旦ダンジョンではない画面に移動して、その画面で所定のカウントまで待機して、カウント取得となるダンジョン画面への突入を行うことが手順となります。

しかしながら、ダンジョン以外の画面は、戦歴、戦闘、装備、階層移動などに限られているので、ショートカットも使える戦歴が一般的な方法になっています。
Yボタンで「これまでのおはなし」を開くとダンジョン画面は閉じるのですが、この画面は行う操作がなく、ダンジョンの環境が維持されているので、ダンジョンに戻ってもカウントの取得が行われません。

以上を理解していると、戦歴を閉じてから宝箱を開けるまでの時間の違いや戦闘の有無など、どのような行動も影響しないことが分かると思います。
常に、最後にダンジョン画面に戻った時間がカウントです。

また、ある場所で中断技を使った後も時間計測を続ければ、階層を移動しようと何ヶ所であろうと、リセットせずに目的のアイテムを出現させるなどの応用が可能になります。


時間とアイテム 
時間とアイテムの関係は、宝箱ランクとは別にアイテム配列のタイプが複数種類あります。
更に、宝箱ごとに固有の初期値(ズレて始まる数)が設定されています。

有名な地図は宝箱ごとに秒数が分析されていますが、自力で解析する場合は、出現アイテムから宝箱ランクを判断して、数点の試行から配列のタイプと初期値を導く必要があります。
試行の段階で欲しいアイテムが出現した場合はこの限りではありませんが、未確認のアイテムを自由に出現させるようにするには初期値まで分析しなければなりません。

即開けアイテム
その宝箱で最短で出現するアイテムなので便宜上0秒と表記しています。
実際の秒数はゲームプログラムが走り始めた時点で始まっており、カウントの取得は約2秒後のダンジョン画面が表示された時点なので、内部的には2秒目のアイテムです。

ところが、ダンジョン画面の描画までの時間は、そのとき次第で微妙に異なることがあり、秒カウントを跨ぐほどズレた場合は一項目隣のアイテムが出現してしまうこともあります。
当ページでは、内部の2秒目を即開けの標準としてデータを作成していますが、データと異なるアイテムが出現しても一項目のズレまでは異常ではありません。


自動解析について 
仕様
以前は配列の照合を行っていましたが、現在は宝箱ランクの判定のみになっています。
諸事情やこのページの更新状況については次項を参照してください。
将来的には大雑把な分類を表示させたいと考えています。

有名地図
宝箱ごとの時間とアイテムの一覧かアイテムごとのまとめを見ることができます。
目的の「宝箱」か「チェックアイテム一括」を選択して「表示する」ボタンを押してください。

・チェックボックスで指定したアイテムは、一覧の着色表示や一括表示の対象になります。
・計測開始による秒数の違いを「開始方法」で選択できます。
・時間の表記を「秒だけ」か「分と秒」で、時間の長さを分単位で指定できます。

出力された表の秒表示は、その秒内を指しています。
秒数23なら「23秒フラット〜24秒未満」、23〜26なら「23秒フラット〜27秒未満」が対象です。


考察 
ゲーム開始からの秒数とアイテムが1対1で対応しているので、配列を把握して時間を計測してプレイすれば目的のアイテムを出現させることができます。
普通にプレイしていると秒数も配列も分からないので無作為な抽選になります。

このページの作成を始めた頃は、アイテムの配列は千秒程度でループしていると予想して調査していたのですが、その後、単純なテーブルの繰り返しではないという結果が出てしまいました。

どの時間帯が選択されても、各アイテムの出現率を保つようにマクロなパターンは存在するのですが、その繰り返しに終始せず、数百秒に対して数項目にズレが生じる構成になっています。
1秒ごとに永遠に調べていくと、どこかで完全な繰り返しになるはずですが、完全一致は数万秒から場合によっては億単位になってしまう可能性があります。

このような構成の場合、ズレの規則を把握することが困難であることと、規則が判明しても、実践データ(秒数の間隔)から探索する試みは実用性に欠ける作業になることが予想されるため、自動解析は一旦見合わせることにしました。

それよりも、有名地図の秒数とアイテムが分かるほうが、実際のプレイに活かすことができるので、しばらくの間はそちらのデータを充実させていく予定です。

町の中にある青い宝箱のアイテムも特定できないかと模索はしているのですが、こちらは普通に規則性が掴めないように作られてるというのが今のところの印象です。






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